韓国との付き合いは是々非々で 日本の国益に合致する部分のみで協力を

　報道によると、2018年冬に韓国で開催予定の平昌（ピョンチャン）オリンピックの公式サイトに、日本列島とサハリンが描かれていない世界地図が掲載されていました。

　日本政府の講義などを受け、該当する地図に日本列島とサハリンが追加されたそうですが、これは完全に「反日」に根ざした意図的な嫌がらせですね。




　韓国に詳しい知人の話では、自分が「日本に甘い」と受け取られる行為をしたら、世論から袋だたきに遭うのが分かっているので、韓国人は日本絡みの事象には極めて神経を使うとか。

　なのに、その大事（韓国人の目から見れば、最も不要なのかもしれませんが‥）な日本列島を地図から消す行為が「単純ミス」なんかであるはずがありません。


　担当者レベルの仕業か、もっと組織的な「反日作戦」なのかは不明ですが、関係者人物たちは「日本を地図から消してやれば痛快だ」という日頃の願望をHP上で実行し、脳内勝利して悦に入っていたのでしょうね。

　この想像、ほぼ当たっていると思います。


　慰安婦問題もそうですが、本当に付き合いたくない、いや、関わりたくない国。

　どこか遠くに引っ越してくれるとありがたいのですが、現実は無理。


　そうなると、ある程度は付き合って行かざるを得ず、問題はその付き合い方です。


　昔のように、韓国の言うことを何でも聞いてやり、その「反日」主張が間違っていても、日本が受け入れるというようなバカなことは金輪際、やってはいけません。

　かといって、韓国が中国に完全に取り込まれ、日本に軍事的な脅威を与える（まあ、かなりの数の韓国人の頭の中では、既に日本は仮想敵国のようですが‥）ようになっても困ります。


　韓国が米国の同盟国である限りは、米国が韓国を何とか抑えてくれるでしょうが、米韓同盟が消滅したり、消滅しないまでも在韓米軍が撤退すると、どうなるか分かりません。


　日本としては、可能な限り、米国を使って韓国を抑え、中国側に完全に寝返らないようにすることが第一。

　さらに、対韓国外交は他の友好国に準じたものとし、特別扱いは絶対にダメ。


　韓国が何か要求してきた場合、何事も日本の国益に合致すれば協力するし、逆に日本の国益に合うように韓国を誘導していく、賢く利用していくのが最も大事。

　そして、言うべきことはドシドシ言っていくのが正しいと考えます。

　この点、安倍政権はかなり頑張ったと言えるでしょう。


　小池新党の登場で安倍政権が続くかどうか不透明な空気も出てきました。

　例え小池新党が野党を糾合して政権を担うことになったとしても、小池氏はこの辺の事情をよく分かっていると思われるので、安心しても良いでしょう。