2016年2月5日金曜日

横浜の傾斜マンション騒動、大企業相手に奮闘した管理組合に拍手

 杭のデータ偽装が発覚し、日本中に大きな衝撃を与えた横浜市都筑区の“傾斜マンション”騒動。
 私もマンション住まいなので、本当に他人事とは思えませんでした。

 昨年、マスコミ報道が続く中、「よく大企業相手に立て直しを含む手厚い補償を勝ち取ったものだな」「よく三井不動産などが瑕疵を認めたな?」と思っていましたが、やはり、マンション管理組合(住民側)が大企業相手に真相を引き出すまでには大変な苦労があったようです。




 詳しくは「横浜の“傾斜マンション”管理組合は大企業とどう戦ったか」(ダイヤモンド社の情報サイト「DIAMOND online」)(←こちら)を読んでみて下さい。

 いかに住民が建設の素人とは言え、三井不動産や三井住友建設の対応は本当に酷いですね。

 例えば、2014年9月にマンションの手すりの高さのズレを発見した住民が売り主の三井不動産レジデンシャルに伝えたところ、「東日本大震災の影響ですね」と素っ気ない回答だったとか。

 住民側がこれで放置してしまえば、この問題は闇の中に葬られていたわけです。


 俗に「マンションは管理を買え」と言いますね。
 傾斜マンション騒動はマンション管理組合の重要性を再認識させる出来事でした。

 私もこれまで、管理組合の役員をさせられるのを何となく避けてきましたが、少し反省しています。

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