2016年2月8日月曜日

私がリタイア後の住処に関西大都市圏を選んだ理由

 みなさんは会社を辞めた後でも、現在、暮らしている街に住み続けるつもりでしょうか?

 私個人としては、リタイアは「通勤に縛られず、本当に住みやすい場所、住んでみたい街へ移住する大きなチャンス」と思っています。



 もちろん、現実的には持ち家か、賃貸かで選択肢が大きく違ってくるでしょうし、独身であれば「引っ越しが煩わしい」という方も多いかも。

 さらに、メディアが妄想を振りまく「田舎生活」ではなく、それなりの都市部であっても、遠くの街に移住するとなると、「近所の人間関係を失う」として奥さんの猛反対が予想されますね。


 前にも書きましたが、私が関西某都市のマンションを選んだのは、第1に、妻と旅行や観光を楽しむ上で、非常に便利な地域だったこと。

 第2に、東京に比べて国民健康保険料が割高な関西大都市圏にあって、比較的、負担が低い都市だったこと。(神戸市を放棄したのは、この問題がかなり大きいです)

 第3に、大地震発生時でも、大きな被害を受ける可能性が低いと思われる街だったから。

 第4は、第1とも通じますが、神戸、大阪、京都という大都市に囲まれているわりには、豊かな自然環境に恵まれていること。

 第5も、他の項目と少し重複しますが、スーパーや病院などの生活インフラが整っていることです。


 実は東京の町田周辺や福岡市、札幌市なども検討しましたが、北海道は冬の寒さと雪に耐えれそうにないので早々にパス。

 町田周辺は、便利な反面、面白みのない街であると感じられ、今ひとつ。

 福岡市は国民健康保険料が高いほか、周辺を含めて魅力的な大都市が少ないことから、やっぱり見送り。


 結局、残ったのが「関西大都市圏」。

 頻繁に旅行に出かけるため、伊丹空港と関西空港へのアクセスが良いことも必須の条件として、最終的に今の場所に絞り築浅マンションを捜しました。


 もちろん、リタイア組には大きな図書館が近くにあるのも大事ですが、電子書籍が充実した昨今は、昔ほど重視する必要はないと思われます。

 ウチの場合、図書館よりも、嫁さんと食べ歩きを楽しめる料理店やスイーツの店が選り取り見取りであることの方が優先しました。


 まあ、これはあくまで我が家のケース。

 リタイアを計画中の方は、自分の中の優先順位を考え、家族と相談しながらじっくりと検討してみては?

 考えるだけでも楽しく、最初は反対するかもしれない奥さんを説得するアイデアが浮かぶかも知れませんよ。

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