2016年6月20日月曜日

危険な暴走自転車に厳罰を 安全意識のない子供やママが多すぎ

 先月6日に東京都国分寺市で、赤ちゃんをおんぶしていた自転車の女性が、車と接触し転倒、赤ちゃんが死亡する事故が起きたのを憶えている人も多いかと思います。

 報道によると、死亡したのは、自転車を運転していた山田文栄さん(33)の息子・生後7か月の駿成ちゃんで、事故はこの女性が信号待ちをしていた車の間をすり抜けて横断しようとし、乗用車と接触したとか。

 もらい事故となった事故車の運転手は逮捕されましたが、ネット上では、運転手への同情と、山田さんに対する非難の声で溢れていましたね。




 子供を失った山田さんにはお気の毒ですが、私もこの事故のニュースを聞いた時、やはり母親である山田さんの不注意や安全意識のなさに唖然としました。

 そもそも、私だったら、大事な赤ん坊をおんぶして自転車に乗るなんて危険なことは想像だにできません。
 仮に、赤ん坊を連れて外出する必要がある場合でも、「道路を横断する際には細心の注意を払うのが当然」と考えますが、山田さんはそうではなかったようです。

 おそらく、この山田さんも街中に溢れる暴走ママチャリの運転者で、普段は歩行者の安全すら考えずに自分勝手な運転を繰り返し、その延長で自ら事故の当事者になってしまったのかも知れません。


 そもそも、日本の都市では広くもない歩道上を暴走する自転車が多すぎ、自転車利用者の運転マナーは最悪。

 自転車がお年寄りなどにぶつかり、死亡事故が起きた、というニュースもよく耳にしますね。


 こうした状況を見ると、個人的には、歩行者の安全確保のため、自転車の規制を大幅強化する必要があると考えています。

 自動車と同じレベル、とはいかないまでも、警察などによる一定の安全講習受講なしには自転車の購入をできなくし、自動車のように個別のナンバープレートを交付して車体への設置を義務づけるべき。

 さらに、自動車のように交通違反に対する点数制をつくり、違反者にどしどし罰金を課す必要があると思います。

 こうすれば、街中の放置自転車問題も一気に解決するのではないでしょうか。


 当然、万一の事故に対する保険加入についても、非加入者に対する罰則(重い罰金)を新設すべきです。


 自転車運転者のマナーが改善すれば、自動車が絡む交通事故も大きく減るかも知れません。


 国民の「安全安心」のためには、かなり切実な問題ではないでしょうか。

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