2016年6月22日水曜日

結婚したい若者はどんどん減少、少子化ストップはやはり難問

 明治安田生活福祉研究所の調査結果として、20代の独身男女のうち、結婚したい人の割合が3年前と比べて激減していると報じられていましたね。

 報道によると、20代では「できるだけ早く結婚したい」「いずれ結婚したい」との回答が、男性で3年前の67.1%から38.7%に減少。女性は82.2%から59.0%にダウン。
 30代では男性が40.3%、女性は45.7%で、いずれも10ポイント以上減ったとか。




 まあ、最近の風潮から予想できる結果ですが、少子化に歯止めをかけるのが容易ではないことをあらためて示す数字と言えそうです。


 独身でいる理由については、男性では「家族を養うほどの収入がない」が最多だったのに対し、女性では「結婚したいと思える相手がいない」という回答。

 日本の経済状況を見れば、男性の萎えている気持ちは分からなくもないものの、中年オヤジとしては「もっと勇気を持って前に進め」と苛立ってしまいます。


 女性の方は、以前にも増して選り好みが激しいのでしょうか?

 初めから高収入の男をゲットして楽をすることばかり考えず、男の夢と可能性に賭けたり、誠実さに惚れて一緒に幸せをつくるような気概を持って欲しい感じがしますね。


 生活する上でも、ダンナ1人が働くよりも、夫婦2人で稼ぐ方が裕福な暮らしが出来るのでは?

 「終身雇用」神話が崩壊した今の時代、結婚していれば、ダンナが突然のリストラに遭っても、妻が勤めていれば何とかなるはず。


 法的な「結婚」という形を取るかどうかは別として、共に生活するパートナーがいない人生は、何ともつまらないものではないでしょうか。

 まあ、リタイア組の立場からすると、若者が普通に結婚してどんどん子供をつくってくれないと、今の年金制度が破綻してしまいますから、国が「結婚助成金」のような制度をつくってでも、何とかして欲しいものですね。(笑)

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