私はと言うと、不動産投資には興味がありません。
少子高齢化の中で空室リスクがある上、管理の手間や補修費用の負担を考えると、それほどメリットがあるとは思えないからです。
大地震や火災による消失という可能性も排除できず、何よりアーリーリタイア生活を楽しむ上で、精神的な負担となるようなものには関わりたくありませんから。(笑)
世間的には最近、不動産投資が盛り上がっているようですね。
テレビでも「老後の安心のためにアパート経営」を勧めるCMをほぼ毎日、目にします。
新聞を見ると、金融機関が貸家業向けに個人に融資するアパートローンが過熱気味で、「プチバブル」の様相を呈している、という記事も。
不動産投資過熱の背景には、相続税対策とマイナス金利があるとか。
ただ、猫も杓子も不動産投資に走るので、既に賃料が下がる地域も出始め、返済が滞ればローンは不良債権になりかねないため、金融庁と日銀が対応に乗り出しているそうです。
アリリタを目指す方が一定の投資リスクを負うのは当然といえば当然ですが、少子高齢化で人口が急激に減少しつつあり、地震リスクが結構高い日本という国の事情を考えると、個人が抱えるにはあまりにも大きな危険が不動産投資にはあるように思えて仕方がありません。
少なくとも現物不動産を保有するのはやめて、不動産関連株やREITにとどめるのが賢明なのではないでしょうか。
あくまで、ネズミ心臓を持つ私の個人的見解ですが。
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