2017年5月29日月曜日

「タワーマンションは金食い虫」続編

 以前に「タワーマンションは金食い虫」で、通常マンションに比べてコストが異常に高いタワマンを絶対に購入してはいけない理由を書きました。

 これに関連し、先日、PRESIDENT Onlineで、前野彩さんというファイナンシャルプランナーが書いた記事を見つけたので、紹介します。




 掲載時期は2015年と少し時間が経っていますが、大変、参考になりました。

 「生涯コストは天と地『マンション vs 一戸建て vs 賃貸』 誰が2700万円損するか?」と題した記事で、タイトルにあるように、分譲マンション購入と一戸建て住宅購入、賃貸居住の3ケースについて維持費や固定資産税を含む総コストを推計し、どれが有利かを解説しています。


 その中でタワマンに関する記述は以下の通りです。

 「さらに、最近人気のタワーマンションになると、毎月の管理費と修繕積立金が4万~5万、というのもよくある話です。5万円とすると、年間60万円の管理費と修繕積立金にさらに固定資産税がかかります。」

 「固定資産税を60万円とすると(一戸建てよりも高いことが多いのは、マンションのエントランスなど共有部も資産に数えられるため)、年間120万円ですから、50年住むとしたら単純計算で6000万円もかかるのです(実際には、修繕積立金の上昇や一時金などがあります)。」
(ここまで引用)

 専門家による具体的な試算を見ると、想像以上に高コストですね。


 団塊の世代を中心に、高齢者の都心回帰の受け皿にもなっているタワマンですが、ここまで住居にカネをかけるのはどう考えても勿体ない。

 私ならタワマンに住むのに必要となる資金を旅行に使いますね。

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