2017年5月16日火曜日

最高のカードはアメックス 年会費高額でも抜きん出た使い勝手

 みなさんは、どんなクレジットカード(CD)をお使いでしょうか?

 たいていの方は、メインのカードのほか、いろんな理由で数枚のクレカをお持ちでしょう。

 もしかして、会社の業務関係や、銀行、保険会社とのつきあいで持つカードが複数枚でしょうか?
 あるいは陸マイラー修業に有利な航空会社系のCDがメイン、という方もいますよね。




 私はかなり前につくったアメックスのゴールドカードをメインとして持ち続けています。

 結構高い年会費(2万9000円+消費税)を支払ってでも、維持する価値があると思うからです。


 アメックスは最近、加入の敷居が低くなったといわれ、ネット上では「新入社員の年収でも審査が通る」という声も。

 「初年度の年会費無料」といったキャンペーンも頻繁に行われています。

 このためネット上では「アメックスのステータスは地に落ちた」「高い年会費を払う価値はない」という批判の書き込みが絶えません。


 確かに、アメックスはリーマンショックの影響が尾を引いているらしく、カード加入者拡大のために、なりふり構わぬ勧誘攻勢をかけているようです。

 いろんな提携カードも増えました。

 こうしたことが、かつての「ステータス感」を損ねる1つの要因なのかもしれません。

 プラチナ以上でないと保有する価値がない、というお金持ちの方もいるでしょう。


 しかし、アメックスを長く使ってクレジットヒストリーを積み上げると、米国で居住する際、米国のアメックスを容易につくれます。

 米国は外国人のクレジットカード獲得が思いのほか難しいらしく、アメックスの利点は大きいようです。

 ここでは詳しく触れませんが、私が知っている限り、こうした便宜が図られるのは、米国だけではありません。


 旅行デスクも大変,便利で、かなりの使い出があります。
 
 過去に、ワシントンで宿泊したいホテルが満室の際、何日にもわたってキャンセルが出るのをチェックしてくれ、最終的に部屋をゲットできたことがありました。

 カナダ・トロントでも、希望するホテルがとれなかった際、そのすぐ近くに位置する同クラスのホテルを探してくれ、快適な部屋を獲得することができました。


 さらに、北米大陸だけかもしれませんが、アメックスのゴールドを示すとホテルやレストランでの扱いが格段に丁寧になる、という体験は,私にもあります。


 海外旅行を頻繁にする方なら、充実した海外旅行保険の付帯や、プライオリティパスがついてくることも大きなメリット。

 特に数年前、ゴールドのサービス内容の見直しがあり、家族カードの発行が無料となった上、家族カード保有者にもプライオリティパスが提供されるようになりました。

 以前は、プライオリティパスがもらえるのはカード会員本人だけだったので、非常にお得感があります。


 ご存じのように、プライオリティパスの場合、プレステージ会員(年会費399ドル)になれば、世界の600以上の空港ラウンジが無制限に利用できます。

 もちろんラウンジでの飲食もすべて無料です。

 VISAやJCBなどの一般のゴールドカードで「空港ラウンジの無料利用」をうたっていますが、ラウンジに入れても口に出来るのはせいぜい飲み物1杯だけ。

 対象ラウンジも日本国外はソウルとハワイぐらいで、極めて限定的です。

 プライオリティパスのすごさが分かるでしょう。


 もちろん、アメックス(ゴールドカード)でもらえるプライオリティパスは、「年間2回まで無料」という制限付きですが、おまけのサービスとしては優れもの。

 2回を超える分は、1人1回27ドル支払えば利用できます。


 海外旅行保険も便利で、アメックスで航空券を買わない場合でも、家族を含めてかなりの補償内容。

 海外で交通事故にあったり、急病で病院に運ばれる事態になれば、想像以上に金がかかるので、海外旅行に出かける機会が多い方には特にお薦めです。


 アメックスは、私にとってベストな1枚なのですが、皆さんの場合はどうでしょうか?


 P.S. 長々とアメックスのことを書きましたが、私はアメックスから宣伝を頼まれているわけではありませんよ。(笑)

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