2017年9月24日日曜日

早期リタイアはお薦めだが、最終決断は慎重に

 私はサラリーマン生活に疲れたら、早めにアーリーリタイアを実行することを勧めていますが、最終的には自己責任。(笑)

 後で後悔しても、50歳過ぎれば条件の良い再就職先を捜すのも大変でしょうし、熟慮の上で、最終決断するべきなのは当然です。



 まあ、退職金を含めて5千万円程度の資金があれば、「エイヤ!」とアリリタに飛び込むことは可能だと思われます。

 「ケチケチ独身者」であれば、十分に働かずに暮らせるでしょうし、家族が居ても不定期のアルバイトで生活費の一部(1カ月に4~5万円)を稼げば大きな問題は無いでしょう。

 必要不可欠ではないにしても、この程度のバイトなら負担にならない上、「資産枯渇の恐怖」が薄れ、心に余裕が生まれるのでは。


 最近は格安航空券も多いので、アルバイト代を当てれば、年に数回、海外旅行を楽しむことも可能ですね。


 どうですか。

 5千万円は大金ですが、サラリーマンなら退職金(上手くいけば、結構な割増)も支給されるでしょうから、若いウチから節約生活を心がけ、貯蓄と投資に励めば、それほどハードルは高くはないように感じられます。

 
 子供が居なければ、ぎりぎり4千万円でもアリリタは夢物語とは言えないでしょう。


 ただ、繰り返しになりますが、正社員を辞めた金銭面の代償が大きいのは間違いありません。

 退職しなかった場合の10年分の給与に加え、将来の厚生年金も減ります。

 肩書きがなくなれば、近所で肩身の狭い思いをするかも知れません。


 それでも、他人より早めに「自由」を手に入れ、人生をゆっくり楽しむ価値は絶対にあると思います。

 健康だと思っていても、誰もが100歳まで長生きできるわけではないし、健康寿命を考えれば、元気に遊べる時間は意外に短いのです。


 ある程度の金銭的準備が整えば、後は家族と将来のことをじっくり話し合い、最後は「多少の冒険は楽しんでやろう」という覚悟で飛び込んでみては?

 アイリタを始めてしまえば、「何事にもあくせくせず、気楽に」が大事です。

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