老後の住まいとして「持ち家と賃貸のどちらがトクか?」という議論が週刊誌などでもよく取り上げられています。
「老後」を「リタイア後」と置き換えて考えてみると、どうなるでしょうか。
このブログで以前にも記事にしましたが、私たち夫婦はリタイア後に神戸市と大阪市のどちらにもアクセスの良い街にマンションを購入し、移住してきました。
それは、医療機関や買い物の便、図書館などの公共施設の充実度を考えると、いわゆる「田舎暮らし」はNG!に。
かといって、東京や大阪といった大都会のごみごみした中で生活する必要性は全くなくなり、結局は「大都市圏ではあるけれども、比較的、豊かな自然の残る地域」ということで、この地に落ち着いたわけです。
まあ、なによりも大阪空港や関西国際空港へのアクセスも良好で、旅行するのに便利ですし‥。(笑)
で、リタイア後の住居ですが、マンションを購入したわけですから、私は持ち家派なのは言うまでもありません。
もちろん、少子高齢化の急速な進展で「空き家」は急増していますし、「2025年に日本の地下が大暴落する」と脅す週刊誌記事も読みました。
東京や大阪の都心などを除けば、不動産価格がどんどん下がっていく可能性が高いのは間違いないでしょうし、その時々の保有資産残高に合わせて賃貸物件を借りて済むという選択肢(最悪、田舎に行けばタダ同然で古屋を借りて修繕しながら住むことも可能なので‥)も悪くはないでしょう。
しかし、タダでさえ不安なリタイア生活の中、「老後の安心」を得ることが出来るという点で「持ち家」は大きな意味があります。
リタイアすると、自宅にいる時間がどうしても増えるので、自分の気に入った家でゆったりとくつろげるというのも重要。
世間的には、サラリーマンを辞めて実質的に「無職」になると、持ち家があるかないかで社会的な信用度は大きく変わるようです。
クレジットカード発効を含め、金融機関との取り引きでも、持ち家があると対応が全く違うように感じられます。
新築マンショなら、価格の2割は新築プレミアムと言われており、買った途端に資産価値が落ちる恐れがありますが、私たちはプレミアムの剥げ落ちた築浅の中古を購入したので、「そこまでの暴落はないのでは?」と勝手に楽観。
仮に20年後、資産価値が半分になったとしても、同じマンションに賃貸で住むよりは安くつく計算です。
実際はどうなるか分かりませんが、私たちのライフスタイルからすると、持ち家マンションが正解だと確信しています。
50歳で脱サラ、アーリーリタイアに踏み切ったオヤジ。 「陸マイラー」活動で貯めたマイルを使い夫婦で海外旅行を楽しみ、日本の絶景や温泉、グルメを満喫。 通勤地獄、ノルマ、煩わしい上下関係のない楽園へようこそ!
2017年10月16日月曜日
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